今ではなかなか無い桜の一枚板を加工事例。艶の良い木なので磨いていて楽しい一枚板でした
桜一枚板カウンターテーブルとして素敵な使い方をされた事例をご紹介しています。一枚板の使い方はアイディア次第、対面カウンターとしてお互い距離感近くいられますね。
榎本銘木店の製作事例をご紹介します。この様な品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。
加工前のこの板の状況です。材木屋さんの倉庫で数十年保管されていた桜の一枚板。この度お客さんの目に留まり、いよいよ使用されることになり、加工のご依頼をいただきました。この状態からでも、ひとカンナ入れれば新品同様に輝きを取り戻すことでしょう。カットする長さなどの打ち合わせを終え、いよいよ加工に入ります。
長さをカットし、全体の湾曲をとって磨き上げ、角を丸めて、全体に塗装を施して一息ついた一枚板。厚さ80㎜程もある立派な板ですので、重さもぼちぼちある為に毛布などの養生は必須です。このまま包んでお客様宅の建築現場へ納品です。
表面の木目です。樺桜独特の透明感のある木目、綺麗ですね。始めの状態からは想像もできないような美しい色味が出てきましたよ。
完成後、写真を撮りに伺ってきました。まずは小さな方の利用風景から。玄関先での靴を履く際の腰掛けとして。床に腰掛けるんじゃあまりよろしくないという事で、せっかくの広い玄関を利用しての腰掛けの設置です。かっこいい!
そして、メインの長い板の利用風景です。キッチン側を望む。明るいリビングに艶のある桜の一枚板がドンッと。形をいじり過ぎないよう、木の風情を活かして製作しました。すでにお子様は独立されているようですので、夫婦二人だけの普段の食事ならばこのサイズで十分。全体的に濃い色の家具で揃えている中、対比の色使いでこの桜一枚板を引き立たせています。素敵な方法で一枚板を使っていただけました。この部屋の主役のようですね。 さいたま市岩槻区のお客様宅でご使用いただいています。ありがとうございました。