ここのところテーブル天板ばかりでなく、様々なご依頼を頂けていますのでご紹介します。
先ずは現状の看板と同じように製作してほしいとのご依頼で、現在製作している店舗用木製看板。下が見本となっている旧看板で、上が今回新規製作した新しい看板。
およそ50年以上使い込まれた看板と、今回新規で製作した木製看板。裏桟の入り方から木目までお客様のご希望通り同じように製作。幅の広い柾目の板の準備が大変でした。。。
表面の文字も同じように彫刻。ごく一部の彫刻をご紹介させて頂きます。落款入りの立派な木製看板なんです。綺麗に仕上がりました。
そして、東京都練馬区でご利用頂くバーカウンターも製作中。今回は4mと2mの杉の木の一枚板を準備して製作させて頂いているもの。
3m70㎝×2mのL字カウンターの製作中。長い方はお店までの搬入の為に半分で一旦カット。お店の中で繋ぎなおせるようにキッチリとすり合わせを行っていきます。完成したらまたご紹介しますね
次にご紹介するのは、一枚ではなかなか受注できませんが数で勝負のこちら。
イチョウの木のまな板たくさん!まとめて頂けたので何とか綺麗に製作できました。プロ用の大きなまな板ならば別ですが、今では木のまな板も少なくなりました。久しぶりにたくさん製作させて頂きました。
次は現在進めているテーブル天板もご紹介致します。先ずは春日部市内のお客様よりご依頼頂いている、モンキーポット一枚板
素敵な縞模様がハッキリ浮き立ち、比較的真っすぐな形で完成しました。コタツの脚があるとの事ですので、今回はこの天板のみのご依頼、この動き過ぎていない形がピッタリだったんです。
来週にもお届けになります。様々な色味が混じる一枚板らしい表情を気に入って頂けるといいな。
そして最後に、東京都日野市より何度もご来店頂いて決めて下さったこちらの天然唐松の一枚板も完成しました。
この天然唐松の凄い所はご覧の通り、真ん中の板目が見える以外はこの距離では見えないほどの細かな細かな柾目。およそ1mの板の幅は木の太さ。一体この太さになるまでに何百年の月日が必要だったのでしょうか。。。
一部を超アップで撮影してみました。この木目一本が一年の月日。この細かさのまま1mの板の幅全体に木目がびっしりと詰まり、この木の生きてきた歴史が刻まれています。樹齢500年位は固いでしょうか。
木製品は生きてきた樹齢と同じ位もつと言われています。大切に大切にご利用頂ければ嬉しいです。ご依頼ありがとうございました。