先週の金曜日のお話ですが関東にも雪が降りましたね。榎本銘木店の裏の畑も久しぶりの銀世界。
その後の好天であっという間に溶けてしまって現在はいつもの風景ですが、年に一回くらいはこんな風景があっていいかなと個人的な気持ちです。
今年はこれで雪は終わりでしょうか、花粉も飛び出したし、そろそろ春の足音が聞こえてくるようです。
さて本日は、現在製作している一枚板テーブルの様子をご紹介していきます。
今週納品予定の、埼玉県宮代町のお客様よりご購入いただきましたブラックウォルナット一枚板テーブル
全体に縮杢が出ている立派な一枚板。脚にも同じような板を使用して、だれが見ても分かる高級感を演出します。詳しくはまた納品時の様子をご紹介しますのでその際に!
そして次に納めるべく手を掛けているのが、
杉の木一枚板テーブルを二枚接ぎにして六台製作中
こちらわずかな段違いを取る仕上げ削り作業中。現在は既に六台とも幅接ぎを終えて長さ1800×幅1200の巨大な板の磨き作業に入っています。六枚もあると磨き概がありますね。
川越市のお客様よりご依頼頂いたカリンの一枚板は塗装後の乾燥工程途中。
こう見ると木というのは本当に様々な表情があります。クッキリとした木目やそれほど木目は見えなかったり、黒・茶色・赤白の混じり色、木目と違う縮杢や玉杢など。
今私自身も画像を三枚並べてご紹介してみて、ふと感じました。毎日扱っている物ですが不思議なものですね。だから一枚板は楽しいのですね。丁寧に進めます。
そして、使用した木を大切に使い続けたいお客様よりお持ち込みのお仕事も頂きました。
こちらは長く使用されていた丸い一枚板テーブル。分厚く塗られた塗装が割れて剥がれてしまっています。これは一旦全て削って塗装も除去した上で再塗装します。
それにしてもこの一枚板も美しい杢が全面に出ていますね。こんな表情も一枚板ならでは。今回はもっと艶を少なく、自然な雰囲気に仕上がるように再仕上げしていきます。
次に、ご自宅の新築時に旧宅の床柱をリメイクしたいとの事でご相談頂いたお仕事
先ずは、釘抜きから始まります。硬くて大変そうですが、木を大切に使いたいお客様のお気持ちに応えていきたいと思います!
皆様ご依頼頂きましてありがとうございます。一つ一つ丁寧に進めていきます。感謝