一枚板テーブルと皮付き丸太付の家具を製作して栃木県鹿沼市へお届けしてきましたので、本日はそちらのご紹介をしますね。
今年の早い時期からご来店頂いていて、掘りごたつに合わせて板を決めたり脚の位置や高さを決めたりと、ご新居が図面の段階から相談頂きながら進めてきた今回のお仕事。
一緒にご利用頂くテレビ台も、お客様が楽しくイメージされた形を活かすべく様々打ち合わせを重ねて製作したもの。半分お任せでの製作でしたのでドキドキワクワクのお仕事でした。
さて、初めにいらしていただいた際には素材選びから。特徴のある形や表情を好まれて選ばれていましたので、様々ご提案させて頂いた中から気に入って頂けたのがこちら
テーブルの天板は、掘りごたつの為の床の開口部よりも少し大きな絶妙なサイズ感が必要で、且つお客様のご希望に添えるような表情も大切。
すべての条件をクリアして気に入って頂けたのがこちらの、イチョウの木一枚板。ゴツゴツとした形と表情を気に入って頂けました。
それと、一緒にご依頼頂いている一枚板テレビ台も、ご提案させて頂いたこちらの板で。
長さ4Mの杉一枚板です。こちらも動きのある形と表情を気に入って頂けて、テレビ台を製作していきました。
今回のお客様の楽しい発想で、”天然木”で製作する楽しみをさらに生かす、”榎本銘木店ならでは”の形で進めさせていただく事ができました。
早速ですが、約1ヵ月半のお時間を頂いて製作させて頂いたテレビ台と一枚板テーブルを完成後にお届けしてきましたのでご紹介します。
栃木県鹿沼市のお客様へ製作した天然木一枚板テレビ台がこちら
杉一枚板天板に合わせてリョウブ(令法)という樹皮の表面がツルッとした天然木を使用して自然な雰囲気を演出。あえて枝付きにしてみました。
横から見るとこんな景色。お部屋の中に皮付き枝付き丸太のある風景。脚にも同じ丸太を使用。板中央にはHDデッキを乗せるための板も設置。吊り棒にも皮付き丸太を使用しました。
リョウブ(令法)の木は一般的な木のようにゴツゴツ硬い樹皮ではなく、表面の皮がとても薄くて綺麗なのが特徴の木。サルスベリ(百日紅)と似ているので、どちらも滑らかで滑りやすい特徴という事です(笑)
最後に栃木県鹿沼市のお客様宅へ納めた一枚板テーブルとテレビ台両方が納まるように全体の画像をご紹介。
お客様の発想と私たちのコラボ作品、ちょっと見ない楽しいテレビ台が完成しましたよ。もちろん気を付けなければいけない事も出てきますが、そこもお客様と直接お話しして製作する榎本銘木店の良い所。一つ一つご説明しながら了承いただきながら進める事ができました。 イチョウのテーブルも掘りごたつの枠の四隅ピッタリの位置に脚を取り付けたので、ご覧のように既製品のような完成度。お客様にも大変喜んで頂けて良かった。
たくさんのご依頼をありがとうございました、楽しいお仕事をさせて頂きました。感謝!
榎本銘木店の製作事例をご紹介しました。この様な品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。