【一枚板テーブル製作事例】お持ち込みの一枚板が完成したので納品へお伺い|千葉県市原市へ
千葉県市原市のお客様より、北海道のご実家に立っていた木を切り倒してお持ち込み頂いたイチイを始めとする一枚板多数。陸送でフェリーを使用しながら持ってこられたそうです。
沢山の板を持ち込まれたので工房で全ての板を広げて、お客様と一緒にどの板をどこに使用するのか様々検討して、まずはメインの一枚板ダイニングテーブルにされる一枚板がこちらで。
穴やひび割れが多くて加工に時間がかかりそうですがコツコツ進めました。先ずは当店保有のバーチカルプレーナーで表面を削って平面出しから。
自動機械が表面を削って平らに削ってくれます。この板は和室の文机として加工している物。このように進めて行って、早速市原市のお客様宅への納品の様子へ。
お持ち込み頂いた素材の一枚板がこのように生まれ変わりました!
ドーンと大迫力の無垢一枚板がそのまま置かれたダイニングテーブル。長さ2.7m×幅はトータル1.2mほど。大きさを感じさせない広いお部屋でしたので大人数で囲めます。
ヒビのほとんどは樹脂等でしっかり埋めて、大き過ぎて埋めるには向かないような部分は、このように
ガラスで塞いでフラットに。穴の中の天然を楽しめます。キラッとしたガラスがワンポイントになって楽しい表情になります。異素材を組み合わせた一枚板もとても美しいですね。
ガラスは和室の文机にも使用して、このように。伸びやかな形を活かしてガラスのワンポイントで楽しみもプラス、いいものできました。
最後にダイニングに戻って高い所から引いて全体を。
明るく光るイチイの一枚板ダイニングテーブル。無垢素材の力強さを感じる表情と形が目を引きますね。お部屋の真ん中に置かれてうれしい限り。
遠く北海道のご実家の思い出の木をしっかりと活かせて良かった。無駄なく全て使い切りました。この木がこれまで生きてきた年月と同じ時間をこれからも使用できます。もちろん数百年間です(笑)大変喜んで頂けてよかった。
お客さま、この度は何度もご来店とご依頼ありがとうございました。何度も削り直して新品にできますので、メンテナンスを含め榎本銘木店と今後ともどうぞよろしくお願いします。
そしてその後はゆっくりと少し寄り道しながら
安全運転でたのしく帰ってきたのでした。楽しいお仕事させて頂きました。感謝!
木が大好きな人が集まるお店、榎本銘木の製作事例をご紹介しました。この様な品質で持ち込みの板はもちろん当店の展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。
2016年以前のブログもご紹介
榎本銘木の一枚板加工日記 (exblog.jp)