6月の梅雨の時期、連日雨が続いています埼玉県春日部市。このようなお天気が続くと仕事が捗らなくていまいちな気分です。こんな時でもお仕事を戴けていて次々と完成、そして新たな一枚板へと着手しています。本当に有難い事です。
さて6月14日の現在ご依頼頂いている一枚板の加工の進捗をご紹介しますね。先ずは東京都江戸川区よりご来店ご依頼くださったお客様のこちらの一枚板
霧島杉無垢一枚板。絹糸のような細かな木目がびっしりと詰まった表情がこの木の良い所。素敵な一枚板が完成しました。他にもローテーブルやイス五脚もご依頼頂いていて荷物満載の納品となります。ありがとうございます。お打ち合わせした日程でお届けします!
【一枚板リメイク】始まりました、次に着手していく一枚板を削りをご紹介します。埼玉県八潮市のお客様よりお預かりした数十年使用した巨大な座卓テーブル。
ご実家で利用されていた巨大な一枚板のリメイク作業のお仕事をご依頼頂いたものです。2.3m×1.4mの巨大なテーブルを一旦全て削って且つ使いやすい大きさのダイニングテーブルへ。
榎本銘木店保有のバーチカルプレーナー機械で前面をカンナ掛けする事で完全平面を出して、長年経過した一枚板の湾曲も塗装も一旦除去してゼロにリセット。
着色もありましたが経年で木目が見えづらくなっていた一枚板の表面が削られると、このようにもの凄い木目が露わになりました。
一枚板テーブルも、数十年前とはその加工方法なども変わっています。加工の流行なども無さそうで実は有りまして、周りのボコボコとした岩のような動きも人工的に作られたものなんです。
現在はあくまでも自然に仕上げるか、用途によって直線にカットして柔らかく丸みを付けて仕上げていくのが一般的です。今回はスクエアな形状の無垢テーブルをご希望でしたのでこの自然な木目を押し出して自然な雰囲気を楽しめるようにして行きます。
次に栃木県足利市よりご来店ご依頼くださったお客様のこちらの一枚板にも着手しました
幅80cmを超える立派なブラックウォルナット一枚板。いよいよ工房へ運び入れてダイニングテーブルへの加工を開始します。
ブラックウォルナット一枚板の中でもひと際色味が濃くて素晴らしい一枚板なので木目が浮き立つ塗装までの工程が楽しみです。
皆様ご来店ご依頼ありがとうございます。感謝!
2016年以前のブログもご紹介
榎本銘木の一枚板加工日記 (exblog.jp)