総無垢造りの一枚板ダイニングテーブル、一枚板ベンチセットお届け!
ずっと手を掛けていた、さいたま市見沼区のお客様よりご依頼頂いた総無垢造りのダイニングセット。やっと完成してお届けしてきた際の様子をご紹介します。
当店で展示される前、当店保有のバーチカルプレーナーで全体をカンナ掛けした際の様子。この状態で展示していたウォルナットを気に入って頂けてご依頼頂いたものなんです。
この他ケヤキ素材の板も両側ベンチとして一緒にご依頼頂いて、約一か月の時間をかけて完成させました。
さっそくお店から約40分ほど、広い掃き出し窓から納品。設置させていただいたダイニングセットがこちら
長さ2.5m×巾1.2mの大きなテーブルとその迫力に負けないベンチが二台、広いリビングに設置されました。テーブルをカットした素材を利用したスツールもどこにでも使用できて便利です。
そしてメインの一枚板テーブル天板がこんな杢と形で仕上がりました!大迫力の両耳の形とそれに伴う天面の木目。
打っては返す波のようなうねりが迫力の表情として浮き出ているんです。いかがでしょうか。2.5m×1.2mの巨大な板一面に、このうねりが出ています。
そして今回、テーブル天板以外にも、こだわりのご依頼を戴きました。こちらの背板付きのベンチソファー?と言ったらよいのでしょうか、大型のベンチ椅子。
ベンチイスと言うには大型なので、やっぱり一枚板ベンチソファー。座面の一枚板のサイズ2.5m×最大幅700㎜、ちょっとしたテーブルのようなサイズなんです。
角度を変えて見てみると、「最大限形を活かして」とのお客様のご要望にお応えして、このような座面の取り付け。
形がうねっているので一部、下の骨組みも見えてしまいます。そこで「見せる(魅せる)骨組み」として骨組みも手触りも滑らかにしてケヤキで製作。
最後、角度を変えて正面から。
大きさが伝わりづらいですが、長さ2.5m最大巾70㎝なので大人が寝転んでもまだ余るほど。お客様のご希望通り、自然な動きも大切に且つ実用的に美しく。ご覧になったお客様に喜んで頂けてよかった。
もう片側のベンチも同じケヤキの板で豊かな動きのある一枚板。こちらは脚に特徴がありまして、このような
床に根を張るような個性的な丸太を使用。ぼこぼことした樹皮の動きが生命の力強さみたいなものを感じさせます。生きていた姿そのものの自然の創造物ですからね。
最後に今回納めさせていただいた、無垢一枚板ダイニングセット全体の景色がこちら!
見どころ満載でご紹介長くなりました、語れば長くなります(笑) 製作に当たって、実は細かな所は全てお任せ下さったんです。
お客様のご依頼は、「テーブルは太めのアイアン脚」「ベンチ天板は一枚板の自然の形を活かして」、「背もたれ付きベンチ」、「丸太脚のベンチ」位のざっくりしたご指定のみ。
あとは任せるとの事で、榎本銘木店の職人が「天然を活かしつつモダンに」をモットーに楽しんで製作させて頂きました。
完成品をご覧になって、とても喜んで頂けてよかった。
たくさんのご依頼ありがとうございました。楽しいお仕事させて頂きました。感謝!
榎本銘木店の製作事例をご紹介しました。この様な品質で展示販売中の一枚板の商品を皆様のご希望に合わせてオーダー製作致します。