本日は書斎カウンターテーブルに一枚板カウンターを取り付けた例をご紹介します。
ここの所、カウンターに一枚板を使用したいとお考えのお客様には現在は多少の問題もありまして。。。お施主様が自分で見つけてきた板は取り付けができない決まりの建設会社さんが増えてきているんです。いわゆる”施主支給”が禁止なんですね。ではハウスメーカー側での無垢一枚板のカウンター設置を希望しても、今度はハウスメーカー側が多種多様な一枚板に対応できないので、結局一枚板は不可能という事で建材の板で我慢したという例も少なくありません。
そ・こ・で、それでもどうしても一枚板で書斎カウンターテーブルを作りたいという嬉しいお客様にお伝えしたい今回のやり方。
今回ご紹介するお客様もこのやり方を建設会社さんに要望を出して一枚板での書斎カウンターテーブルを実現しました。
カウンターテーブルスペースに、この様に土台を付けて頂いて、完了として頂くんです。
この取り付けは、よほど重い板でなければ木工事終盤でも対応して頂けるであろう部分ですので、現在建築中の方でもまだ間に合うかも!住み始めてからの後付けでも行けちゃいますね。
で、ここにゴムパッキンのような滑り止めを数か所貼って、そこに当店で寸法通り仕上げてきた無垢一枚板を乗せると…
この通り!バッチリ入りました。白い壁に囲まれた中に天然木一枚板が映えますね
下から覗くと
三方でしっかり支えてくれているのが分かります。邪魔にもならないし何も問題ありません。むしろ外せない固定の一枚板よりも数十年後のメンテナンスがずっと楽。
今回のような用途にはピッタリの方法ですよ。
千葉県千葉市で一枚板カウンターをご利用頂いたお客様宅もご紹介します。
こちらの土台は長さ1705㎜なので左右5㎜づつ隙間を見て1695㎜で製作していきました。
クロスを巻いて壁と一体化、存在感を感じさせないように工夫いただきました。ここに板を乗せると
カエデ無垢一枚板がピタリと納まります。板をスペースに差し込む際にピッタリ製作し過ぎると壁にこすれてしまって入らず、設置できなくなりますので多少余裕をもって製作します。
こちらも片側5㎜づつ小さく製作しましたが違和感はなく、全体写真ですとこんな感じに
素敵な景色です。 これで施主支給禁止の建設会社さんにも一枚板が使用できます。
榎本銘木店にはこのような一枚板カウンターテーブルもたくさん在庫展示しています。
週末も休まず営業していますので、ぜひ一枚板を選びに遊びに来てください。
お待ちしています!