埼玉県加須市よりご来店ご依頼くださっていたお客様の、栃の木一枚板のダイニングテーブルセットが完成しましたのでお届けに伺ってきました。その様子をご紹介しますね。
ご依頼頂いて、さっそく榎本銘木工房で製作
荒々しいほどに力強く動きのある栃の木。この雰囲気を気に入って頂けたので目一杯活かしながら製作していきました。
早速お店から50分ほどの埼玉県加須市のお客様のご新居へお届けです。
画像でご覧いただいて分かるかな~?栃は艶やかな表面が特徴の板なんです。全体を滑らかに仕上げると力強くも艶やかな天面となるんです。
角度を変えると艶が動いていくのも楽しみの一つ。 それと奥に見えるベンチはお客様材料支給で製作した品。
こちら実は、建て替え前の旧家の鴨居だった桧と松の木。解体されて捨てられる運命だった材を、今後も何かに使い続けたいとの想いからこのように製作したもの。
せっかくなので過去に思いを馳せる場所を取っておきたいとのお客様のご希望により、鴨居溝を残して製作する事に。細かな部分はお任せいただいてこのようにさせて頂きました。
全体でみると
お部屋の色合いに溶け込むダイニングセット。ベンチに残した溝も目立ち過ぎる事無く、長く使用されていた歴史をアピールできているんじゃないかな。
これでこれからまた数十年と同じ時間を過ごして行くことができます。 お客様にも大変喜んで頂けて本当に良かった。少しはお役に立てたかな。
埼玉県加須市よりご来店ご依頼ありがとうございました。楽しいお仕事させて頂きました。
感謝!