以前お持ち込み頂いたこちらの
木の丸太。お客様のご自宅の建て替えのために壊した、旧家の屋根を支えていた梁。大切な思い出として何かしらの形でご新居で使い続けたいと加工のご依頼を戴いたんです。
結果テーブル天板三枚製作する事になりまして、早速加工に移っていきます。
先ずはこの丸太を板状に割っていく作業から。
必要な長さにカットしてトラックに積み込んで、協力業者の製材屋さんに持ち込んで厚み5㎝に割って頂きました。
いやぁ~釘が残ってなくてよかった!残っていた釘を挽いてしまった場合、刃の破損代金請求される場合があるんですよ。ドキドキでした。
さてその後は当店で幅を繋ぐ加工を施して、磨きに磨いて
この様になりました!初めの状態からビックリの変化ですね。上の板は100%梁の材料から。下の板には足りない分当店から少し材料を出しています。
どちらも数十年家を支えてくれた大切な材料、この先も大切に進めていきますね。
それと厚みのある幅の広い板を縦にカットして角材に加工、久しぶりに角材の柱のお仕事も進めました。
磨いて磨いて、何度も塗装重ねて銘木飾り柱4本仕上がり、梱包作業中です。お部屋に等間隔で四本並べて仕切りの壁のようになるようですね。
アップで見ても綺麗な柱ですが
見えない苦労を強いられる銘木の柱でした・・・(汗
こちらは完成、お引渡しです!
様々な手法でご希望の形へと整えて、皆様の理想の逸品製作します。
埼玉県春日部市の榎本銘木店です!