昨年夏にお引き取りに伺ってからずっと預かっていたお客様のケヤキ素材。
千葉県市川市のお寿司屋さんの新店舗でご利用される板の数々、お客様のご自宅のコンテナに保管されていたものだそうなんです。
あれから半年以上を経てお客様の新店舗の工事も進んできたので、いよいよ加工に着手。
先ずは、この塊を製材して適切な厚みに揃える所からスタート。 真っ黒な塊の木でも製材してみれば中身は綺麗な木目がでています。
ひび割れなどはある程度取りきれないものもありますが、当店で埋めることができるので、補修跡も木の特徴として楽しんでもらえればうれしいです。
それにしてもこれだけの量なので大変でしたがコツコツと一つ一つ。完成したものから梱包して進めていきました。
そしてすべて完成して納品待ちの一枚板達。この他にも山ほど加工したんですよ。
そして春の景色を眺めながら、千葉県市川市へ!
暖かなお天気の日の納品は気持ちいい。 桜も今週末には満開のようですので楽しみですね。
今回は店舗の工事を担当されている、工事屋さんの倉庫へ納品。細かなサイズカットなど最終加工をこちらでされるそうです。
私の部材割りのヘタな字が見えちゃってますが(笑) どこの部材なのか図面と照らし合わせながら一つづつ手でおろして無事に納品完了。
最終加工を工事店様へバトンタッチして、ここで榎本銘木のお仕事は完了。昨年夏からの長かったお仕事も無事に終了です。
お店完成時にお呼びいただけるとの事でしたので是非お伺いしてきたいと思います。
どんなお店になるんでしょうか。ワクワクです。後日、完成写真と共にお店についてもご紹介しますね。
ご依頼ありがとうございました!