一枚板テーブルは、昔から和室によくご利用いただいていました。
現在のものとは違い、表面の塗装は艶々ピカピカの宝石のような見せ方をするものが多数でした。
それらを今、仕上げなおしをしてリビングテーブルとしてご利用する方が増えています。
当店でも少し前に、白岡のお客様よりブビンガの座卓をリビングテーブルに仕上げ直しをするお仕事を行ったばかりです。
今回もそんなお仕事を頂きましたので、加工過程をご紹介しますね。
まずは埼玉県浦和市のお客様よりご依頼頂いた板、お持ち込みいただいた際にはこの状態
和室のピカピカ光ったパドックという木の一枚板座卓です。今の世代の方には”おじいちゃんちにある~”と思われるような、そんな時代に流行った塗装です。こちらをリビングテーブルとして再利用。塗装も、当店が得意とする、塗装の厚みと艶を抑えて自然な風合いを大切にした塗装に仕上げなおします。
まずは当店の大型機械で全体を削り直し、塗装面と板そのものの湾曲を削り落とします
ひと削りすると、木目のハッキリとした新たな肌が現れます。素晴らしくキレイな板ですね。
一通り両面を削り落として平面も出た一枚板がこちら
一枚板を削り直して、これで下準備が整いました。ここから全体の磨き、角の処理や、艶を抑えた塗装を行っていきます。
そして偶然の偶然、横浜市西区のお客様よりご依頼頂いた一枚板仕上げ直しも
パドック一枚板の座卓でした。なんという偶然でしょう。 こちらも全体を削りなおして、綺麗な肌の出た素地の状態に戻りました。
新品と変わらない一枚板テーブルをお届けします。
皆様の周りに経年で古びてしまった和室テーブルありませんか?
もっと詳しい情報はこちらをご覧ください。過去事例を交えた持ち込みについてのページです https://www.kinoita.com/mochikomi